美しいヌード 美術モデルと向き合うこと

自然の流れの中での造形

 

   

 

< 魅了するポーズ >

 美術モデルの、描き手に描かせる意識・魅せるポーズ・・・ 日常的な感覚ではなく、アート空間における「魅了するポーズ・モデルの強調的なポーズ」というものはあります。 美しいヌードをもってして、制作者を魅了するポーズともいえます。 たぶんですが、モデルには、描き手に描かせようとする意識が働いてます。 それは、意識してそうしてるのか、モデルの本能に近いものなのかは分かりません。 実際に描いている現場で感じることですから、その魅了・誘惑に動じているようでは絵になりませんし、その魅了・誘惑をしっかり受け止められるだけの ”足腰の強さ”は要求されます。 また、感性と美意識の問われる世界ですから、”動じない”だけでも作品になりません。 モデルの目の前で描いていくわけですから、制作過程もちろんのこと、できあがる作品も(制作者にもモデルにも)目の前にあるわけです。 言い訳も出来なければ、逃れようもありません・・・そんな(逃げる)つもりもありませんが。 こうなると、ほとんど格闘技の世界と一緒で、ヌードという圧倒的な存在感の前で、俵に足がかかっても寄り切られない足腰の強さが問われるわけです。 こういうスリリングな空間を体験してみるとよいと思います。 クロッキー会のような、美術モデル1人にたくさんの描き手ということではなく、プライベートで描く ”一対一の対決の場”を体験されることです。

  対決の場(制作現場・ステージ)を設けるには・・・先ずは、絵の腕を上げてください。 そして、信頼を得てください。 この場合の信頼とは・・・二つあります。 1つは、男性が女性美術モデルを描くのであれば、制作者としてのマナーの問題です・・・人望が問われます・モデルの安全性。 二つ目は、自分の描いた絵を見せることによって、モデルからの制作者としての信頼(期待)を得ることです。 この期待にこたえることですが、ここではある種のジレンマに直面することになります。 モデルに気遣って、(事実以上に)美しく描こうとすれば、嘘を描いてることにもなりますし、媚びた作品であれば、”醜い”絵にもなりかねません。 それでも、モデルをされる方への ”お礼”の気持ちを考えれば、リアリティーのある美しい絵に仕上げなくてはなりません。 アート感覚に走って、グシャグシャな絵は、モデルには歓迎されません・・・自分にとってよい絵とモデルとってよい絵は、概して一致しません。 ・・・・それでも、いわゆる美しいヌードではなく、リアリティーを感じさせる、真実を語るヌード絵画でなくてはなりません。 ポートレートであれば、リアリティーがあることが大切ですが、だからといって、モデルにとって気に入らないような作品になっていれば「このヌードは私ではない」などということになってしまいます。

 

 

   魅了するポーズ 版画 足を開いた状態にのポーズ

 

 

 

  

飾りつけたカフェの空間 魅せる横顔 コーヒーショップの空間

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